子供が生まれての最終目標は無事に就職し自分の人生をスタートできるまでが子育て最終目標と思ってます。
高校や大学を目指して勉強に励むことも大事ですが僕は子供の理想の仕事につき生活が安定することが何よりの幸せと思ってます。
子供は親の情報が全てです。僕が子供の頃は親があまり親身になってあれこれと相談するような状況でもなく、ただただ勉強しろ高校に入ってからはちゃんと勉強していいところに就職しろとこればかりでした。
僕に子供が産まれたらちゃんとヒントになるようなことを言っていこうと思ってました。
息子が興味がある事に幅を広げてみた。
そして息子が生まれました。息子は小さな頃から車が大好きでした。
僕はとにかく車に関するイベントや展示会、モーターショーがあれば息子を連れて行きました。
幼稚園ぐらいになるとゲームに興味を持ち、周りの子はポケモンなどのゲームに興味があったようですが息子はやはり車が登場するゲームに興味を持ってました。
息子ではうまく操作できないので僕の膝の上に乗って僕のやるゲームを見て楽しんでました。
その頃、頭文字Dがテレビで放映されて息子は見事にハマり録画したものを何度も観てました。
ドリフトシーンの他にも車、登場する車に興味を持ち、「ビデオを見ながらこの車は何？」など聞いてきました。
そこで頭文字Dに登場する車の本がないかな？と探してみるとゲームの攻略本を手に取り見てみると中身はゲームの攻略の他に登場する車のことが細かく書かれてました。
「おっ！これはいい」と思い購入し息子にプレゼント。息子は喜んで飽きもせず時間があれば攻略本を眺めてました。時にはトイレに持ち込み自分の世界に浸ってました
小学生ぐらいになると他のものにも興味が移り、戦国モノのゲームに興味が移りそれはそれで甲冑展や博物館などに連れて行きました。
とにかく息子の興味があるものに対しては出来る限りは見せ、触れせ、感じてもらい将来に繋げれば良いと思ってました。
歴史にも興味を持ち社会の点数が上がったのにはびっくりしました。
戦国モノも一時的なもので結局車に戻りました。
息子に毎年必ず聞いてきた事。
子供に小さな頃から聞いていたことがあります。幼少の頃は「大人になったら何になる？」と聞いてました。息子は「車を運転する人。電車を運転する人」。そんなことを言ってました。だいたいお盆やお正月2年に2回意図的に聞いてました。
小学校低学年では「車のレーサー」とちょっと具体的になりました。小学校高学年では「車のデザイナー」と更に一歩踏み込んだ答えでした。中学に入り同様の答えを聞くと「車のメカニックをしてみたい」と。息子には高校は中学校と違いが学科別に高校があり、車に興味があるなら工業高校だねと伝えました。
高校のオープンスクールで決断。
中学3年生になって高校を選択する時期になりました。
僕らの頃にはありませんでしたが今は高校でオープンスクールがあるんんですね。そこで福岡にある公私の工業高校のオープンスクールを3校か周り、ものすごく楽しかったと僕が帰宅して話を聞きました。息子と同年代の子は車に興味がないみたいで友人に車の話をしてもピンとこない子ばっかりだったようです。
工業高校のオープンスクールで高校の先生と車の話ができてとても嬉しそうでした。
息子は工業高校に是非行きたいと伝えてくれました。親としては応援するだけです。
そして無事に希望する工業高校に入学できました。
蛇足ですがその工業高校は私の母校で、まさか息子が行くとは思っていなくてびっくりです。
その後、どっぷり大好きな車の事も学び、専門学科はびっくりの高得点ばかり。中学生の時は数学などの科目は低空飛行の点数でしたが相乗効果（？）で克服。高卒での就職でしたが某自動車会社の開発部門に配属。高校生にしては高収入を得て、子供の頃から憧れのハチロクを購入し楽しく生活しています。
僕も高卒で、息子には大学まで行ってもらいたいと思ってましたが、しっかり目標たてれば高卒でも十分満足できる収入が得られる企業に就職が可能です。この件はまた別で書こうと思います。
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