高卒でも豊かな生活できる

息子は高卒である自動車メーカーの開発部門で採用され仕事をしています。

高卒でそういう仕事ができるとは思っていませんでした。
大卒の方には年収は劣りますが普通の高校生と比べると十分な年収です。

もし何の目的もなく大学を考えているのであれば工業高校など専門的な知識を身につけて就職する方がメリットがあると僕は思います。

高卒でも全てが希望の年収が高い企業に行けるとは限りません。
息子のいた工業高校の場合はある一定以上の点数などの評価で学校からの推薦が得られないと応募できない企業があります。

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専門学科が大好きであれば化ける可能性も。

逆に言うと自分が行きたくても学校の評価がそれに達しなければその会社に応募することはできないようです。企業側も学校からの推薦者を希望みたいな形で求人票を送るようです。

通常の5教科と専門学科の勉強で5教科は進学校に比べればそこまで大変ではありません。
専門学科をきっちり勉強し、理解できれば自分の希望に近い就職先が得られると思います。

息子の場合は車が大好きだったので車の勉強ができるということで、とてもワクワクしてそのぶん理解も早かったようで、点数も良かったです。

工業高校は進学校と違いも猛勉強するという感じではありません。
そのためちゃんと勉強すればいい点数が取れますもし自分の子供が興味がある分野が工業高校や他の専門的高校に合っているとすれば飛躍する可能性もあります。

中学の三者面談で決定的な事が。

中学の三者面談の時に息子が工業高校に行きたいと先生に伝えると、先生は息子に「大学には行かないの?」と尋ねましたそうです。息子は「車の整備士になりたいから大学には行きません。」と。

先生は「大学は楽しいよ。いっぱい遊べるよ。」などと言っていたそうです。
その場にいた嫁さんはムカついたようで先生に「大学に遊びに行くなどどういうつもりだ!」と、口には出さなかったようですがその返しに嫁さんは先生に「息子の希望するところなので親としては息子を応援します。」と伝えたそうです。

また希望する工業高校は自宅からは電車やバスで通って1時間以上かかるところでとても交通の便が悪いところにあり朝が5時過ぎには起きないと厳しい感じです。

先生はからは「途中で嫌になって高校辞めるかもしれませんよ」と嫁さんに話したそうですが嫁さんはきっぱりと「親も子供と一緒に頑張って通わせます!」と啖呵を切ったそうです。

全ての子が成績優秀というわけではありません。
息子も中学ではあまり成績は良くありませんでしたが、車に対する気持ちは強く応援したくなるような気持ちになりました。

仮に大学に行ったとしても目的が無ければ無駄な4年間になってしまいます。
もしお子さんが何かをやりたい気持ちはしっかりあるのであれば進学校だけではない専門的な学校を子供と一緒に探してそこで充実した高校生活が遅れるかもしれません。



息子を見て実感したのは本当に好きなものは成績にも現れるなと思いました。
私も工業高校でしたがとにかく学費の安い公立高校へということであまり自分が興味もない工業高校に入りました。
そういう気持ちで入った僕とちゃんとしっかりした考えを持った息子と比べると一目瞭然です。

僕が高校生の頃は実習がとても面倒くさかったですか息子は楽しかったようで先生が一通り説明してやりたい人と尋ねると真っ先に手を上げてたそうです。そのため作業服がいつも汚れてました。

高校生活では車の学科の延長線上のようなクラブに入部して毎日遅くまであれこれやっていました。
そこで大会などで色々と自分の改良やセッティングで競い合うタイムが短くなったり伸びたり、それを調整したりして結果が出るのが楽しくなったらしくそういう職種があればいいなと思って先生に相談しに行ったそうです。

すると先生はそれだったらこういう求人が来ているよと自動車メーカーの開発職の求人を見せてくれたそうです。その求人票は先述の学校推薦分で先生は息子は多分推薦できるだろうと思ったようです。

興味があれば各高校のHPにオープンスクールの案内が記載されていますので親子で高校を覗いて見るのも良いかも知れません。

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この記事を書いた人

ほぼ60代の夫婦二人。二世帯住宅を建てたが20数年、親と暮らしてきたが、どうにも我慢できない事があり脱出。二世帯の住宅ローンと賃貸代とのダブルで奮闘中なのです。

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